小児矯正について
子どものうちに矯正治療
矯正治療は、大人になってからはじめることもできますが、大人になってからの治療は、抜歯や外科手術が必要な場合もあります。
顎の骨のバランスを良くするためには、成長期である小学生のうちに矯正治療を行う必要があります。
顎を横に広げることで、歯並びがひどくならないよう、予防することもできます。
先端の医療設備
口腔内スキャナーアイテロ
アイテロは口腔内の3D画像を専用のペン型スキャナーで読み取り、データ化するスキャンニング装置です。
従来の印象材(ペースト状のゴムのような型取り材)を使用することなく正確な印象を採得でき、データをもとに矯正治療の計画を立てることが可能です。
当院の小児矯正治療
床矯正
取り外しが可能な装置で、顎を広げて歯並びを整えていきます。
顎が小さいと、歯が並ぶスペースが足りず、歯並びが悪くなります。
永久歯が生え揃うまでに床矯正を行い、顎を広げることでスペースを確保しておけば、将来矯正を行う必要が出た際も抜歯の可能性は低くなります。
プレオルソ
プレオルソは6~10歳の小児期に行うマウスピースを用いた治療方法で、家にいる時や就寝中に装着していただきます。
マウスピースはやわらかい素材のため装着感が良く、歯型をとる必要もありません。
また、お湯を使用し、調整することが可能です。
歯並びと噛み合わせを改善するプレオルソは、子どもが自然な鼻呼吸をすることにもつながり、健全な成長、発育が期待できる側面もあります。
インビザラインファースト
透明なマウスピースを利用した、歯列矯正が可能です。インビザラインファーストは、床矯正やプレオルソといった乳歯時期に行う治療の後に、歯列移動を狙って使用することができます。